高齢のご家族に
「暑いからエアコンつけよう😊」
と言っても、
「そんなんいらん!」
「エアコン嫌いや!」
と言われたことはありませんか?
一人暮らしの私の義祖母も、
「この家はええ風が入るんじゃ。」
と言って、なかなかエアコンをつけようとしません💦
高齢になると、暑さを感じにくくなったり、「まだ大丈夫」と思ってしまったりすることがあります。
そのため、本人は元気なつもりでも、気づかないうちに熱中症の危険が高まっていることも少なくありません。
では、なぜ高齢者はエアコンを嫌がるのでしょうか。
この記事では、その理由と、私が介護の現場や家族との関わりの中で感じた、ご家庭でも実践しやすい工夫をご紹介します。
高齢者はなぜエアコンを嫌がるの?
高齢者がエアコンを嫌がるのには、年齢による体の変化や、これまでの生活習慣が関係していることがあります。
「頑固だから」「わがままだから」というわけではありません。
ここでは、よく見られる理由をご紹介します。
暑さを感じにくくなる
高齢になると、暑さを感じる感覚や体温を調節する機能が低下するといわれています。
そのため、室温が高くても「まだ暑くない」と感じてしまうことがあります。
エアコンの風が苦手
「風が当たると寒い」「体がだるくなる」と感じて、エアコンを嫌がる方もいます。
特に風が直接当たると、不快に感じやすいようです。
昔からの生活習慣
「昔はエアコンなんてなくても夏を過ごせた。」
そんな経験から、「窓を開ければ十分」「扇風機で大丈夫」と考える方も少なくありません。
また、電気代を気にして、できるだけ使わないようにしている方もいます。
高齢者にエアコンを使ってもらうには?
風が直接当たらないようにする
「風が嫌」という人は意外と多いので、風向きを変えたり、風が直接当たらない場所で過ごしたりするだけでも受け入れてもらいやすくなります。
室温を一緒に確認する
「暑いよ!」ではなく、
「今、室温30℃あるね。」
と温度計を見ながら話すと、納得してもらえることがあります。
少しずつ使う
急に冷やしすぎると、「寒い!」と感じやすくなります。
設定温度を少し高めにしたり、短時間から始めたりするのもおすすめです。
扇風機やサーキュレーターも活用する
エアコンだけより空気が循環し、体感温度も下げやすくなります。
水分補給も忘れずに
エアコンだけでは熱中症は防げません。
こまめな水分補給も心がけましょう。
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ちなみに、うちの義祖母は…
私の義祖母は認知症があり、一人暮らしをしています。
昔から自由奔放な性格で、子どもたちが何を言っても、自分が納得しないと聞いてくれません(笑)。
毎年夏になると、
「この家は、この窓からええ風が入るんじゃ。」
と言って、エアコンをつけたがらず、体調を崩してしまうことがよくありました。
でも、今の夏は昔とは違います。
窓を開けても、入ってくるのは涼しい風ではなく、熱風のことも少なくありません。
そこで最近は、義母(義祖母の娘)が毎朝電話をかけ、
「今日は暑いよ。エアコンつけてる?熱中症になるから気をつけてね。」
と声をかけるようにしています。
また、週3回デイサービスに通うようになったことで、その日は涼しい環境で安心して過ごせるようになりました。
デイサービスのない日は、娘夫婦が食料を届けたり、様子を見に行ったりしながら見守っています。
最近では、デイサービスでエアコンの効いた環境に慣れてきたからなのか、自宅でも以前ほど抵抗なくエアコンを使ってくれる日が増えてきたように感じています。
高齢者にエアコンを使ってもらうのは、一度声をかけたからといって、すぐに変わるものではありません。
その方の性格や生活習慣も大切にしながら、家族みんなで少しずつ見守っていくことが大切だと、私自身感じています。
まとめ
高齢者がエアコンを嫌がるのは、暑さを感じにくくなっていたり、昔からの生活習慣が影響していたりと、さまざまな理由があります。
「暑いからつけて!」と何度言っても、すぐに受け入れてもらえないことも少なくありません。
そんなときは、風向きを工夫したり、室温を一緒に確認したり、デイサービスなど涼しい環境を活用したりしながら、その方に合った方法を少しずつ見つけていくことが大切です。
また、熱中症予防にはエアコンだけでなく、こまめな水分補給も欠かせません。
無理に説得しようとするのではなく、
「少しでも快適に、安心して夏を過ごしてもらうにはどうしたらいいかな?」
という気持ちで寄り添うことが、家族にとっても本人にとっても大切なのではないでしょうか。
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