サ高住ってどんなところ?実際に関わって感じたリアルな暮らし

居宅ケアマネジャーとして働いていた頃、サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)にお住まいの利用者さんも担当していました。

サ高住は「住宅」という位置づけなので、自分の家に住んでいるのと、部屋を借りて暮らしているのとの違いくらいで、使える介護保険サービスはほとんど変わりません。

私が担当していた利用者さんも、要支援の方から要介護5の方まで、本当にさまざまでした。

要支援の方であれば、歩行器のレンタルだけ利用されている方や、週1回の訪問介護でお部屋のお掃除をしてもらう程度の方もおられました。

一方で、要介護の方になると、デイケアの利用や、訪問介護でのおむつ交換・入浴介助、訪問看護の利用、福祉用具のレンタルなど、複数のサービスを組み合わせて生活されていました。

サ高住によっては、訪問介護(ヘルパー)や訪問看護を併設しているところもあり、介護サービスを利用する際は、その事業所からサービスを受けるケースも多くあります。

また、介護保険でまかなえない部分については、サ高住独自の有料サービスで対応しているところもあり、介護量が多い方でも暮らせるように工夫されているところもあります。

実際に、私が担当していた要介護5の方も、介護保険の訪問介護とサ高住の有料サービスを組み合わせながら生活されていました。

ただ、すべてのサ高住がそうとは限りません。

ケアマネの更新研修で知り合った方は、

「うちは、介護保険でまかなえなくなったら退去していただいています」

と話されていました。

同じサ高住でも、ここまで対応が違うのかと驚いたのを覚えています。

サ高住では食事の提供もありますが、ここもとても自由度が高いところです。

3食すべてサ高住の食事を利用されている方もいれば、「朝はパンがいい」とご自身で用意されたものを食べておられる方、そもそも宅配サービスなどを利用して、サ高住の食事をほとんど利用していない方もおられました。

外出や外食も基本的には可能で、施設に比べると、かなり自由度が高いと感じていました。

もちろん、感染症が心配な時期などは制限がかかることもありますが、それでも「自分の生活を続けられる場所」という印象が強かったです。

サ高住は、ひとことで言えば「自由度の高い住まい」です。

ただその分、どこまで対応してもらえるのかは施設ごとに大きく異なります。

実際に関わってみて、
「同じサ高住はひとつもない」

そう感じたサービスでもありました。

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