「ケアハウスってどんなところ?」
「有料老人ホームやサ高住と何が違うの?」
「名前は聞いたことあるけど、よくわからない…」
そんなふうに感じている方も多いと思います。
ケアハウスは、介護施設の中でも少し特殊な位置づけのサービスで、サ高住や有料老人ホームと混同されやすいもののひとつです。
そのため、
「なんとなく似ているから同じようなものだと思っていた」
「違いがわからないまま選んでしまう」
ということも少なくありません。
この記事では、ケアハウスとはどんなところなのか、サ高住や有料老人ホームとの違いも含めて、はじめての方でもわかるようにやさしく解説していきます。
ケアハウスとは?
ケアハウスとは、「軽費老人ホーム」の一種で、比較的低い費用で利用できる高齢者向けの住まいです。
社会福祉法人などが運営していることが多く、公的な性質を持つサービスです。
主に、
・自立して生活できる方
・軽度の介護が必要な方
を対象としており、
「費用を抑えながら生活できる住まい」
という位置づけです。
民間の施設とは違い、一定の条件のもとで利用できる点も特徴のひとつです。
なお、軽費老人ホームにはA型・B型・C型(ケアハウス)がありますが、現在はC型であるケアハウスが主流となっています。
2つの種類がある
ケアハウスには、大きく分けて2つの種類があります。
(ここが少しややこしいポイントです。)
一般型(自立型)
・基本は自立して生活できる方向け
・食事の提供や生活支援あり
・介護サービスは外部の事業所を利用
サ高住と似ているタイプです。
(サ高住について詳しく知りたい方はこちら)
👉サ高住とは?有料老人ホームとの違いと選び方をやさしく解説
介護型(特定施設)
・施設の中で介護サービスを受けられる
・「特定施設入居者生活介護」が利用できる
有料老人ホーム(介護付き)に近いイメージです。
(有料老人ホームについて詳しく知りたい方はこちら)
👉有料老人ホームとは?種類の違いと選び方をやさしく解説
どんな人に向いている?
ケアハウスは、次のような方に向いています。
・自立して生活できる方
・軽度の介護が必要な方
・一定の収入条件を満たしている方
ここで大きなポイントなのが「収入条件」です。
ケアハウスは、収入に応じて利用料が決まる仕組みになっているため、誰でも入れるわけではありません。
「条件に合う人が、比較的安く利用できるサービス」
というイメージです。
サ高住との違い
ケアハウスとよく比較されるのが、サ高住です。
どちらも「高齢者向けの住まい」ですが、仕組みが大きく異なります。
ざっくり違いをまとめると、次のようになります。
| 項目 | ケアハウス | サ高住 |
|---|---|---|
| 運営 | 社会福祉法人など | 民間企業 |
| 費用 | 比較的安い | 幅広い |
| 条件 | 収入条件あり | 基本なし |
| 介護 | 型によって異なる | 外部サービス利用 |
同じ住まいでも、「条件」と「費用」の考え方が大きく違います。
サ高住との違いについて詳しく知りたい方はこちら
👉サ高住とは?有料老人ホームとの違いと選び方をやさしく解説
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費用の特徴
ケアハウスの費用は、収入に応じて決まる仕組みになっています。
比較的安く利用できるのが特徴です。
目安としては、月額7万円〜15万円前後になることが多いです。
また、
・介護サービス費(外部または施設内)
・医療費
・日用品費
などは、別途かかります。
収入によって負担が調整されるため、無理なく利用しやすい仕組みです。
その一方で、介護サービスの利用が増えると、費用も増えていくという点には注意が必要です。
トータルでどれくらいかかるのかを、事前に確認しておくことが大切です。
メリット・デメリット
ケアハウスには、次のような特徴があります。
メリット
・費用を抑えやすい
・生活支援が受けられる
・比較的安心して暮らせる
安心して生活を続けやすい環境が整っています。
デメリット
・収入などの入居条件がある
・空きが少なく、待機がある場合が多い
・介護度が上がると対応が難しくなることがある
「入りやすさ」よりも、条件に合うかどうかがポイントになります。
選ぶときのポイント
ケアハウスを選ぶ際は、次のような点を確認しておくことが大切です。
・入居条件(収入・年齢など)
・一般型か介護型か
・介護が必要になったときの対応
・待機状況
「今だけでなく、将来も住み続けられるか」を意識して選ぶことが大切です。
また、一般型(自立型)のケアハウスでは、介護サービスは外部の事業所と契約して利用します。
そのため、
・訪問介護(ヘルパー)
・デイサービス
などは、地域包括支援センターやケアマネジャーに相談しながら利用していく流れになります。
「どうやって使うのか分からない…」という方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
👉介護保険のしくみ
👉自宅で受けるサービス(デイサービス・訪問看護など)
また、人気のある施設は空きが少なく、待機になることも多いため、早めに情報収集しておくことをおすすめします。
見学や問い合わせをして、実際の雰囲気を確認しておくと安心です。
まとめ
ケアハウスは、比較的低い費用で利用できる高齢者向けの住まいで、収入に応じて負担が調整される仕組みが大きな特徴です。
一方で、
・入居条件がある
・施設ごとに対応が異なる
・空きが少なく、すぐに入れない場合がある
といった点にも注意が必要です。
そのため、
・条件に合っているかどうか
・将来も住み続けられるか
を考えながら選ぶことが大切です。
サ高住や有料老人ホームと迷ったときは、それぞれの違いを整理しながら、自分に合った選択を見つけていきましょう。
住まいを選ぶことは、これからの暮らしを選ぶことでもあります。
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