✨針生検“未遂”の日
造影MRIをなんとか乗り越えた私は、最後のラスボスの前に立っていた。
そう、
「針生検(はりせいけん)」。
ボールペンの芯くらいの太さの針を胸に刺すという、私にとってはホラー級イベント。
でも、ここまで来たら逃げられへん。
「ふぅ……落ち着け私。顔だけは涼しく……」
と、謎の女優魂を発揮しながら診察室へ入った。
✨造影MRIでハッキリ写った“アレ”を狙い撃ちするはずが…
造影MRIでは、石灰化がマンモよりもクッキリ写ってた。
その画像をもとに、エコーで場所を確定して、
そこに針を刺すらしい。
(言葉だけで震える案件)
説明を聞いた瞬間、
針が超絶ニガテな夫、そそくさと退室。
え、逃げ足はや…???
私がいまから刺されるんやが???
まあええ。
私はひとりベッドへ横たわって、覚悟を決めた。
✨ところが、ここからまさかの展開
エコーのプロが、何度も何度も角度を変えて
じーーーっと探してくれる。
でも、
写らん。
まったく写らん。
エコーに石灰化が写らん……!!!
想像以上に“見えないタイプ”だったらしく、
どれだけ頑張っても位置が特定できへん。
「うーん……これは刺せないですね」
医師のこのひと言で、針生検は中止に。
✨気持ちは半分うれしい、半分ガッカリ。
針を刺さなくていい → うれしい(めちゃくちゃ)
診断が先延ばしになる → ガッカリ(めちゃくちゃ)
この相反する感情で胸がいっぱいになった。
だってさ、
「刺したくないけど結果も知りたい」
そんな気持ちの狭間にずっといるわけやからね…。
✨そして次の病院へ
ただ、マンモグラフィでは石灰化がしっかり写ってる。
“マンモで狙い撃ち生検できる病院” のほうが確実とのことで、
私は別の病院へ紹介されることになった。
検査が進んでホッとする気持ちと、
また新しい病院に行く不安と、
なんとも言えんモヤモヤを抱えながら帰った日やった。


