ノリで受けた“乳がん検診”。あの日の決断が私を救った話

乳房の検査レポ

こんにちは、こよりです。

まず最初に言わせて。
なんであの日、急に思ったんやろ?

「乳がん検診、行っとくか〜」って。

あのノリ、わりと人生変えた。

今日は、そんな “ノリ90%・危機感10%” で受けた検診から、
まさかの結果を受け取るまでの話を書いていきます。

検診って、率直に言って…

  • めんどい
  • 怖い
  • 痛い
  • 行く気せえへん
  • お金もかかる

わかる。
めちゃくちゃわかる。

でも今回の一件で、
「行っといてほんまによかった」 と心から思ったんよね。

この記事が、
「…じゃあ、私も受けよかな」
って誰かの背中をそっと押せたら嬉しいです。

 

最初の病院で受けた検診のこと

マンモグラフィってさ、
「痛いで!」って噂ばっかり聞くやん。

そのせいで病院へ向かう道のりはずっと、
「いややなぁ……絶対痛いやつやん……」
とブツブツ言ってた私。

でも、いざ検査室に入って挟まれた瞬間──

「いったぁ〜〜!!!」

って心の中で叫んだだけで、
顔はめっちゃ涼しいフリしてた。
(技師さんに悟られたくなくて余裕ぶったけど、誰に勝ちたいねん私)

技師さんはすごく優しくて、
「ふ〜〜っと息を吐いてくださいね」
とタイミングを教えてくれたから、
その通りに息を抜くと痛みがちょっと楽になった。

(力入ってると余計痛いんやな)

ちなみに乳腺は生理周期で張りが変わるから、
生理後1週間くらいが痛み少なめ らしいよ。
知っとくだけで怖さ半分になるで。

 

私が受けた検査はこの2つ

3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)

ふつうの2Dマンモは平面やけど、
3Dは複数の角度から撮ってスライスして、
胸の“立体図” を作るハイテク版。

そのぶん、圧迫されてる時間がちょっと長い(約20秒)。
まあまあ痛い。

でも
「これで見つかる確率上がるで〜」
と言われれば、そら耐えるしかない。

エコー検査(超音波)

胸にゼリー塗って器具をすべらせるやつ。
痛みゼロ。寝てるだけ。
唯一の安らぎポイント。

 

マンモとエコー、どう違うん?

ざっくり言うと、役割が違う。

  • マンモグラフィ:微細な石灰化の発見が得意
  • エコー:しこりの形をとらえるのが得意

だからこの2つをセットでやるのは、
お互いの弱点を補って見落としを減らすため。

「検診って考えられてるんやな〜」と素直に思った。

 

マンモに写ってた「石灰化」

エコーには何も写らんかったのに、
マンモグラフィでは 石灰化 がポツポツ写ってた。

「石灰化って何?」
先生が説明してくれた。

  • 粉みたいに写る白い点々(石灰化)
  • 並び方や形で“良性寄り/悪性寄り” の判断がつく
  • 集まってたり(集簇性)
  • 形がいびつ(多形性)やと慎重に見る必要がある

らしい。

で、
私のはちょっと “慎重に見たい石灰化” に分類されるっぽい。

先生は淡々と説明。
私はというと──

「ほ〜〜ん」

って無の顔で聞いてた。

(感情がどっか行ってたんやと思う)

そんなわけで、

「石灰化があるから、もう少し詳しく見ましょう」

次の検査が決まった。

 

次のステップ①:造影MRI

造影剤を使って血流の変化や細かい部分を
めっちゃ鮮明に映し出す検査。

放射線ゼロで精度高め。
「石灰化の周りがどうなってるか」を
ハッキリ見るために必要らしい。

先生は淡々。
私は心の中で、

「MRIかぁ〜…もう大ごとやん……」

と静かにザワついてた。

でもまあ、どうせやるなら
しっかり見てもらわな困るし。
ここまできたら腹くくるしかない。

 

次のステップ②:針生検

同じ日に針生検も予定されていた。

胸の組織をほんの少しだけ採って、
ガンかどうかを確定診断する検査。

これを受ければ、
白か黒かがハッキリする。

そら怖いよ。
針刺すんやから。

けど──
一歩ずつ進むしかない。

 

今回の検査はここまで

こうして最初の検査は終了。
次は造影MRIと針生検。
もっと詳しい結果がわかるステージに入った。

「原因がハッキリするんやな」
「もう逃げも隠れもできへんのやな」

覚悟8割・不安2割みたいな気持ちで
病院をあとにした。

 

✨さいごに

検診を受けたあの日は、
ほんま “ノリ90%” やった。

けどステップ進めるたびに、
受けてよかった。
知れてよかった。
って思う瞬間が増えた。

次回は造影MRIと針生検のことを書いていくね。
同じ道を通る誰かの不安が、
ほんの少しでも軽くなりますように。

タイトルとURLをコピーしました